開園以来、三千余名の幼児の卒園、また新たに入園をご志望いただき幼児教育機関の歴史を刻んでまいりました。時代と社会の変化をしっかりと認識しながら歩んできた本園の歴史でもあります。本園をお育ていただきました、保護者の皆様はじめ、地域の方々、教育機関関係各位に感謝申し上げます。 今後も、建学の精神、「たくましく人間性豊かな子どもをめざす」のもと教職員一同、努力研鑽に励み、幼児教育機関としての責任と自覚とともに、尚いっそうの努力を積み重ね、より教育環境の充実につとめる次第です。 これからの幼児教育は、「子育て支援」を初めとし、従来に増して園と保護者の連携を図り、それぞれの有する教育機能を互いに補完しながら幼児の自立に向け、子ども自らが育とうとする力、「子育ち」の環境をととのえ、幼児の成長を支える大切な役割を果たさなければならないと強く認識しているところであります。 |
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家庭は、愛情としつけを通して幼児の成長の基盤を形成する。幼稚園は集団生活を通して、家庭では経験できない社会・文化・自然などに触れ、さまざまな経験を通じて教師に支えられながら、幼児期の「豊かさ」を培う場。このバランスを保ち、家庭と幼稚園の間で幼児の生活が連続的に営まれてこそ、その健やかな成長となる基本であると考えています。 今、ここに本園教職員一同が、家庭との連携をさらに推進し、より広い視野と旺盛なる研究心を常に持ち、本園幼児教育の今後の充実に向け、努力研鑚に励むことお約束申し上げます。そして、絶えず「一生懸命の幼稚園」の姿勢を念頭にその職責を果たして参ります。 今後とも何卒宜しくご指導ご支援、お願い申し上げます。 |
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